香港を行く〜香港ディズニーランド・リゾート(2/9)
香港旅行は、何よりも子供たちの「やりたいこと」を満たすのが第一だ。リクエストは、とにかく香港ディズニーランド・リゾートに行きたいらしい。滞在中ずっとディズニーランドでもいいらしい。親二人は香港観光済みだったから、当初はそれでもいいか、という気分でいたのだが、よくよく調べてみると――香港ディズニーランドが意外とお高い。香港ディズニーランドの料金は、チケットの種類や訪問日により異なるが、1dayパスで669〜939HKドル。自分がいたときの為替は1HKドル=約21円だったから、ざっと20倍で計算すると日本円で13,380円〜18,780円。さらに中の飲食も安くはないので、終日パークにいればお土産抜きでも1人25,000円超も十分ありえる。いくつかの飲食チケットはKlookで事前購入したが、PayPayが使えたのはちょっとした発見だった。この円安×ディズニーブランドの相乗効果で、すべてTDLの倍くらいの価格感覚だった。香港ディズニーランドはTDLと比べるとコンパクトらしい。そのぶん混雑も少ないと聞いていた。実際、アトラクションの待ち時間はどれも最大で60分未満だった。これはTDLに比べて混んでいるとは言いづらい。ただし、当日は決して好天とは言えなかったのに、パーク内はかなりの人出だった。これには、自分たちのようなインバウンド客の存在もあるだろうし、年間パスポート(1,999〜5,699HKドル)の割安感もあるのかもしれない。もちろん時期的な要因もあるだろう。とはいえ 香港ディズニーランドは大人でも十分楽しかった。子ども達はもちろん大喜び。サービスがTDLに比べて悪いということはない。(帰りのバスが車両事故で来ず、1時間以上待たされたが、パーク外の話)アトラクションもどれも期待以上だった。特に、日本だとユニバーサル・スタジオ/USJの管轄(?)のマーベルと組んでおり、アイアンマンやアントマンのアトラクションはよかった。それに全体的に、日本よりアトラクションの“設定が緩い”印象で、特にコースター系(スリルライド)の迫力は段違いだった。キャラクター関連では、グッズも園内の装飾もダッフィー&フレンズ推しが目立つ。日本だとお馴染みのドナルド・ダック、チップとデール、ピーターパンなどには、とうとう一度も出会わなかった。国ごとに人気キャラクターが違うのだろう。参加アトラクションなどは次回から。