カテゴリ:発酵食品
![]() あきれかえるほどのウソやトリックが健康番組にはあるのが分かりました。 まずは画像のグラフのトリックです。 解説を三好基晴医師にしていただきましょう。 平成17年10月11日の「おもいッきりテレビ」で、納豆100gを20代の女性20人に2週間毎日食べてもらったら、血液中の中性脂肪が80mg/dlから69.5mg/dlに低下したと言っていました。 その変化を示すグラフにトリックがあります。 図を見てください。 納豆を食べる前の80のグラフの高さを100とすると、左の図のように食べた後の69.5は30ほどでした。 これを見ればコレステロールが3分の1以下に下がったように見えてしまいます。 しかしグラフの縦軸の目盛をよく見ると、0~70が短く省略されています。 省略記号が示されていましたから学術的には問題ありませんが、このような手法は本来もっと小さな変化をわかりやすく示すためのもので、グラフを正確に読みとれる専門家に対して使うものです。 一般消費者向けのテレビでは誤解を招きますから使うべきではありません。 実際には100の高さが87に少し下がっただけですから図の右のように示すべきですが、縦軸を操作して30くらいに大きく下がったかのように見せかけているのです。 効果がないか効果の少ないデータを、一見、効果の大きいデータであるかのように錯覚させているわけで、日本テレビになぜ誤解を招くようなグラフを使ったのかを質問しましたが、納得のいく回答は得られませんでした。 また、納豆を食べて中性脂肪が下がったといっても、この実験の前と後の食事内容や運動などの生活環境によっては納豆を食べなくても中性脂肪が下がることはあります。 この実験だけで納豆を食べれば中性脂肪が下がるとは医学的には言えません。 さらに医学的に効果があるというのであれば統計学的優位差を示すべきですが、ただ単に下がったとか上がったとか言っているだけのことが多いのです。 このようなトリックは「おもいッきりテレビ」だけに限ったことではなく、他の番組や健康食品などのホームページでも見かけます。 怪しげなグラフを見たら縦軸の目盛を注意してみてください。 「あるある大辞典」が「あるある大事件」を起こして番組が休止になったことは記憶に新しいことです。 あのときは本当に納豆が店頭から完全に消えました。 毎日納豆を食べている為谷としましては困ったものでした。 痩せたかったら蚤と蚤ルックダイエットを実践してください。 【出典】 【エントリーで10/11(火)10:00~10/14(金)9:59までポイント10倍以上】【中古】健康・医療... 人気blogランキングへ 『納豆の美味しい食べ方を教えて下さい。』 というのを テーマに選んじゃったから、最後に納豆の美味しい食べ方。 為谷の場合。 昼飯にはキャベツの千切りに納豆を入れてかき混ぜて食べています。 それから、食パンに納豆を乗せて食べます。 それから、冷や奴に納豆を乗せて食べます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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