大雪山系・旭岳へ(その1)
大雪山系・旭岳に車で向かう。大雪山連峰の主峰で標高2,291m。北海道最高峰。 周辺一帯は「北海道の屋根」とも呼ばれ、日本最大の国立公園に指定されている。東神楽町の温泉施設「森のゆ」へ向かい、それを過ぎて志比内の集落へ向かう途中民家の前の畑の中に天守が2つと五重塔が1つ。ホノボノとした感じが車窓を楽しませてくれました。 忠別湖からの旭岳の絶景。ダム湖の名称は一般からの応募によって決められ、最多得票で「忠別湖」に決定したとのこと。ダムの型式は重力式コンクリートダムとロックフィルダムの複合、いわゆるコンバインダム。高さは86メートル。 車が進むに連れて旭岳の姿が次第に大きくなってきた。 旭岳と天人峡の分かれ道を左に。天人峡は、約3万年前の噴火活動によって誕生した柱状節理の断崖が連続する景勝地で、刃物のような荒々しい岩肌の景観が大迫力。羽衣の滝や敷島の滝が美しい姿を見せてくれると。既に紅葉も始まっていた。 右手には旭岳万世閣ホテルベアモンテが。旭岳の中腹1100mに位置し、夏は登山やトレッキングで高山植物や紅葉を楽しむことができ、冬はスキーやクロスカントリーで日本一美しい雪と北海道の大自然を堪能出来るホテル。旭岳ロープウェイで旭岳を登る。往復で3000円にビックリしたがここまで来たのだからと。旭岳ロープウェイは、旭岳山麓である旭岳温泉(標高1,100m)から5合目(標高1,600m)までを結んでいた。 ロープウェイからの紅葉風景。ロープウェイの下は錦秋、上は青空を背景にした白銀。 標高1,600m(5合目)の姿見駅(山頂駅)が前方に見えてきた。真っ赤に紅葉したナナカマドが輝いていた。 そして10分ほどで頂上駅に到着。下りのロープウェイを待つ観光客の姿も。 頂上駅内では係員による旭岳観光案内が行われた。 9月16日に初冠雪と。山頂駅から忠別湖を望遠で。 頂上駅前から散策開始。池の水面に映り込む旭岳の白銀が美しかった。 下部には数カ所から白煙が。