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JINさんの陽蜂農遠日記

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2025.05.03
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カテゴリ:JINさんの農園

かなりブログアップまで時間がたってしまったが、昨年末・2024年12月13日(金)、
藤沢市内にある「藤澤浮世絵館」を訪ねた。
「タイムズ湘南シークロスパーキング」に車を駐め、「藤澤浮世絵館」に向かう。  
この日の目的は『江戸の祭神 弁財天と不動明王』展の鑑賞。


「藤澤浮世絵館」は藤沢市辻堂神台2-2-2 ココテラス湘南の7Fにある。



Cocco Terrace ココテラス湘南」 案内板。
「Cocco(ココ)」は、イタリア語で「かわいい子、秘蔵っ子」などを意味する と。
「Terrace(テラス)」は、屋外フロア、バルコニー」のことです。
「ココテラス」は、日本語で「此処を照らす」明るい子どもたちの未来の言葉にかけられて
いるのだ と。



1Fロビーにあったクリスマスツリー。



そして7Fの「藤沢市 藤澤浮世絵館」入口へ。



浮世絵とは
浮世絵とは、江戸時代に発達した版画絵のことです。
現実の世相や風俗といった「浮世」を描いた絵画です、その名は17世紀中頃には
見られるようになります。



「藤沢市は、市民の郷土への愛着を育み、市民の文化の向上に寄与することを目的として、
東海道藤沢宿や江の島の浮世絵をはじめとした郷土資料の鑑賞ができる施設
「藤沢市藤澤浮世絵館」を開館いたしました。
藤沢市の浮世絵等資料コレクションは、1980年(昭和55年)に、市制40周年を記念して、日本大学
元総長の呉文炳氏から譲り受けた江の島浮世絵等が中心となり、以来、郷土資料の一環として、
藤沢宿、江の島を題材とした浮世絵や、関連資料を収集してきたものです。
浮世絵は、人々の暮らしや世相を描く絵画作品であり、江戸時代の庶民文化として発展しました。
さらに、19世紀末には、ゴッホなどに代表されるヨーロッパの画家たちに大きな影響を与え、
世界中から注目される美術品でもあります。藤沢の地は、江戸時代には東海道藤沢宿がおかれ、
また時宗総本山清浄光等(遊行寺)が立地し、信仰・行楽の地であった江の島や大山(雨降山)への
参語道の入口として、名所や伝説に根ざした多くの浮世絵が描かれたところです。
藤潭浮世絵館は、今後も皆さまに地域の文化を伝え親しんでいただき、楽しくご利用いただける
施設となりますよう取り組んでまいります。皆さまのご来訪を心からお待ち申し上げます。
                           2016年(平成28年) 7月吉日

                                       藤沢市」 



「浮世絵の中のこれは何かな?」 
浮世絵の画中に見られる、様々な印や、彫り・摺りの技術について、少しくわしく見て
みましよう。
東海道五十三次之内 藤沢 小栗判官 歌川国貞(三代豊国)」 

一文字ぼかし
画面の上部や水平線などに用いられる、真一文字のぼかしのことを言います。主に風景画で
空や水の深みを表現するのに用いられ、摺師の熟練を要する技法です。
改印(あらためいん)
刊行に際して検閲を受けた証に、捺される印のことです。この図では、検閲を行った二つの
名主による印と、嘉永五年三月を示す年月印が押されています。
落款
絵を描いた絵師の名を示します。この図では「豊国」とあり、三代豊国(初代国貞)による作品で
あることがわかります。
毛割
人物の頭髪の部分を彫ることを、毛割と呼びます。浮世絵の彫の工程では、最も技術を要する
部分とされました。近づいて見ると、その技術の高さを実感できます。
彫師・摺師
幕末になると、彫り・摺りの技術も飛躍的に進歩し、彫師や摺師も画面に名前を刻むように
なります。この図では、彫りは頭髪の名手といわれた「横川彫竹」、摺りは大海屋久五郎の
「摺大久」の落款が見られます。
板元印(はんもといん)
出版元である版元の名や商標を摺り込んだもので、この図では、伊勢屋兼吉という板元を示して
います。色々な版元印があるので、ぜひ画中からさがしてみてください。


東海道五十三次
東海道五十三次とは江戸時代に整備された五街道の一つ、東海道に置かれた53の宿場のことです。
日本橋を起点に三条大橋(京都)まで、約500kmの道のりです。」 





慶長6年(1601)正月、江戸幕府は東海道の駅制を定め、戦国期の宿駅を母体としつつ、改めて
諸駅を設定しました。諸駅には伝馬の常備を命じ、公的な交通機構を整備しました。
古来、道中には風光明媚な場所や名所旧跡が多く、浮世絵や和歌・俳句の題材にもしばしば取り
上げられました。江戸後期の旅行(参詣)ブームを背景に五十三次をセットにした名所絵シリーズも
多種多様に版行されました。また、各宿の画題を一枚にまとめ浮世絵師か作製した「道中双六」の 
の版行も流行りました。



参宮上京道中一覧雙(双)六」。
江戸時代、道中双六は数多く作られましたが、その中でも特に多かったのが東海道双六でした。
ここには、江戸の庶民が、遠く離れた上方に強い憧れを抱いていたことが垣間見えます。
東海道双六には、江戸・日本橋を出発点として西へ向かい、京都で上がりとなるところは
共通でも、さまざまな特色を持つものがありました。
この「参宮上京道中一覧双六」は、京都に向かう途中、伊勢神宮に立ち寄る形式になっています。
右下が振り出しの日本橋、右上が上がりの京都で、真中には富士山。実際の地理とは異なりますが、
ダイナミックな構図です。当時の一般的な双六と異なり、マスを並べたつくりになっておらず、
また全体が鳥瞰図の形で描かれていることも特徴的で、美術的にも価値の高い作品と言われて
います。



藤澤浮世絵館では11月13日(水曜日)から「江戸の祭神 弁財天と不動明王」を開催していた。





江戸時代に起こった参詣ブームでは、「江の島詣」や「成田詣」が代表的なものとして
知られている。本展では、千葉県船橋市西図書館に協力いただき、江の島の弁財天信仰と
成田山の不動明王信仰を題材にした浮世絵と郷土資料を展示していた。
双方の祭神の特徴や信仰がどのように人々の間で広まったのかを前期と後期と展示を
入れ替えながら紹介されていた。





江戸の祭神 弁財天と不動明王
江戸時代は、大きな戦乱もなく街道や宿場町などの整備が進んだこともあり、庶民が中心と
なって様々な文化や風習などが生まれました。なかでも寺社仏閣への参詣は、信仰とともに
物見遊山を目的とした娯楽的要素も含めて、人々の間で広まっていきました。

「お伊勢参り」、「富士講」といった遠方への参詣のほか、江戸から近い参詣の場として、
古くから弁財天信仰の場てあった江の島、不動明王信仰の中心てあった成田山新勝寺が
人気でした。

本展では、千葉県や船橋市に伝わる郷土資料を数多く所蔵する船橋市西図書館から成田詣や
不動明王に関する貴重な浮世絵と資料をお借りし、藤沢市が所蔵する弁才天信仰のものとあわせ
て行います。弁財天と不動明王が人々の暮らしの中でどのように親しまれてきたのか、それぞれ
の特徴と信仰を江戸から明治にかけて描かれた浮世絵とともに紹介します。前期・後期に分け
展示を一部人れ替えますので、ぜひどちらもお楽しみください。
また、開催にあたり特別ご協力をいただきました船橋市西図書館をはじめ、多くのご協力を
賜りましたこと、この場をお借りして深く感謝申し上げます。」



ご利益を求めて 江戸時代の信仰
江戸時代の人々にとって神仏は身近な存在でした。初詣といった大きな節目に関わらず、特定の
日にお参りすると神仏と縁が深まるといわれる縁日に足を運ぶなど、信仰は日常生活の中に
溶け込んでいました。人々は近隣のみならず、「講」というグループをつくって各地の寺社へ
参詣に行きました。東海道コーナーては、ニ代広重が描いた「江戸名所四十八景」の中から
江戸市中の寺社を紹介するとともに、大山詣をはじめとした山岳信仰を描いた浮世絵も
展示します。」 




仏の種類 如来ー菩薩ー明王ー天」 
仏の種類は、主に「如来」、「菩薩」、「明王」、「天」の4つに大別されます。
如来は悟りを開いた仏の最高位、菩薩は悟りを開くために修行中の存在、明王は悪を懲らしめ、
人々を守る仏、天は仏法を守り、人々を助ける神々です。
詳細:
如来 (にょらい):
仏教における最高の存在であり、悟りを開いた者です。代表的な如来には釈迦如来、阿弥陀如来、
薬師如来などがいます。
菩薩 (ぼさつ):
如来を目指して修行中の存在です。代表的な菩薩には観世音菩薩、弥勒菩薩、地蔵菩薩などが
います。
明王 (みょうおう):
仏の教えに従わない者や悪を懲らしめる仏です。不動明王、降三世明王などが有名です。
天 (てん):
天界に住む神々であり、仏法や如来を守り、人々を助ける存在です。四天王、弁財天などがいます。
これらの仏の分類は、仏教の教えや信仰を理解する上で重要な役割を担っています。



「「六十余州名所図」は日本各地の名所を、大胆な配置をもって縦画面に描いた広重晩年の
揃物(そろいもの)です。
「相模」の名所としては江の島の岩屋が選ばれており、

荒々しい岩肌や聳え立っ岩壁などが迫力をもって描かれ、信仰の対象であった場の存在感を
よく伝えています。」 



歌川広重
六十余州名所図会 相模江之嶋岩屋ノロ





ニ代歌川広重
諸国名所百景 下総成田山境内





「房総随ーの参詣寺院である成田山新勝寺を描いた作品ですが、画題である「成田山境内」は、
遠景で詳しくは描かれておらず、山門のほかは本堂と三重塔が樹木の隙間からわずかに見えて
いるただけです。手前の近景の部分は、旅籠が並ぶ坂道の参道で石段のように描かれています。

ニ代歌川広重 諸国名所百景 下総成田山境内 安政6年(1859)   

                         船橋市西船橋図書館所蔵」




左:相州江の嶌弁天
右:下総国成田山新勝寺



「大日本神社仏閣は、三代広重によって日本各地の著名な神社仏閣を描いた画帖です。
伊勢神宮や信州の善光寺とともに、相州江の島と下総国成田山新勝寺の風景が描かれています。
明治時代の人々にとっても有名な参詣地てあったことが伺えます。」
三代歌川広重 大日本神社仏閣
  


江戸名所四十八景 湯島天神 ニ代歌川広重」  




「ニ代歌川広重の「江戸名所四十八景」は、全48図の揃物です。江戸の名所が描かれた
本シリーズは、江戸だけでなく全国で土産物や観光ガイドとして楽しまれた人気の揃物でした。
本展では本シリーズの中から、江戸の人々の人気と信仰を集めた寺社を紹介します。」 



江戸名所四十八景 根津権現 ニ代歌川広重」。 




根津権現」。



「江戸名所四十八景 王子稲荷 ニ代歌川広重」 





「王子稲荷」。
 


「江戸名所四十八景 亀戸天神 ニ代歌川広重」。 





亀戸天神」。
 


江島本宮岩屋」。



江島上之宮」。 



相州江島下宮」。
 


「御影(みえい・おみえ)とは神仏が描かれた紙のことで、参詣した証として参拝者に渡されます。
西国三十三所といった霊場巡りの巡礼者は、自身で写した経文(お経)などを寺に納め、寺から
御朱印とともに御影が授けられます。描かれる神仏は各寺院の本尊などで、特に秘仏として
通常に拝観ができない場合、分身として授けられることもあります。
作者不詳 お札と御影 制作年不詳」。



「江戸名所四十八景 五百羅漢 ニ代歌川広重」。 





五百羅漢 ニ代歌川広重 江戸名所四十八景 万延元年(1860)」。 



「江戸名所四十八景 すさき弁天 ニ代歌川広重」。 





すさき弁天」。
 


「江戸名所四十八景 深川八まん ニ代歌川広重」。 



深川八まん」。
 



「江戸名所四十八景 目黒不動 ニ代歌川広重」。 



目黒不動」。 




                 ・・・つづく・・・











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Last updated  2025.05.03 06:28:21
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