ニセアカシアの木は今、花の季節で沢山の花を付けています。

花数も多く、満艦飾の様にも見えて豪華です。
二セアカシアの木は特定外来生物ですので、本来は伐採される筈なのですが、花の蜜を詰めた蜂蜜が絶品と言うことで、養蜂家にも大事にされて伐採されることがありません。
ニセアカシアは北米原産のマメ科ハリエンジュ属の落葉高木で、日本には1873年に渡来した。蜜源植物として重要で、街路樹、公園樹、砂防・土止め用の植栽、材は器具用等に用いられる。
落葉広葉樹の高木で樹高は20 - 25m、樹皮は灰褐色で成木は縦に割れ目が入る。花期は初夏(5 - 6月)で、本年枝の葉腋から白色の総状花序を出して蝶形花を下垂する。花序の長さは10 - 15cmほどあり、甘い芳香のある長さ18 - 20mmの白い蝶形の花を多数咲かせ、その甘い香りに誘われて、アブ、ハナバチ、ミツバチが集まる。
根粒菌が窒素固定するため、痩せた土地でもよく生育する特徴を持つ。性質としては、どのような土質のところでもよく育つ強靱さを持っており、伐採されたり折られたりしても何度でも萌芽する強い生命力を持っていますが、葉、果実、樹皮には毒性があり、樹皮を食べた馬が中毒症状を起こした例がある。