ドイツでわざわざ炊飯器使わずとも…とずっと思ってた。
けど、勝手にスイッチが切れてくれる
「小麦粉が入る心配がない」
というのは忙しい時にとても魅力的。
というわけで作ってみた。
炊飯器でケーキは、知る人ぞ知る、で色々出ている。
ので、今更~な感もあるけど。
用意する器具はボウルが二つ(一つは金物で)。
黄身を一時的に入れておく小皿かお椀。
泡立て器(電動)と小さめの泡立て器
湯せん用にお湯を張った鍋か電子レンジ。
炊飯器(3合炊き)。
スパチュラ(へら)
炊飯器の内釜の底面に合うように、ベーキングシートを丸く切っておく。
炊飯器の内釜には油を塗っておく。
グルテンが入ってる可能性が(捨てきれないけど)限りなく低いビターチョコレート
250g
卵4個
卵1個につき、日本の薄い板チョコ1枚と考えると覚えやすいかな。
ドイツの製菓用チョコレートは大体一つ200g。
ガトーショコラはやっぱりビターですよ。
卵は中サイズで50gちょっとある。
さて。
たまごを白身と黄身に分ける。
大きめのボウルで白身を泡立て器で角がぴんと立つまで泡立てる。
ドイツでは「塩をひとつまみ」入れて泡立てるとよいという。
あと、泡立て器やボウルに脂っ気がないこと(良く洗うのだ)。
チョコレートを溶かす。
私は大抵面倒なので電子レンジ。
時間が長すぎると焼きチョコレートになってしまうので具合を見ながら。
1ー2分でくにゃりとなってきたらかき混ぜて余熱で残っているかけらを溶かす。
さて。
黄身の入れ方はレシピによって違うが
私は黄身をチョコレートに一つずつ混ぜることにした。
なめらかに溶けたチョコレートに黄身を一つずつ投入。
小さめの泡立て器などでぐるぐるかき回すと
チョコレートに水気が入ったためにぼそぼそっとする。
気にしないで更に混ぜる。
もったりとしつつも少しずつなめらかになる。
頃合いを見計らって、また一つ投入。
そして、ぐるぐる。
再びぼそぼそっとなるけど、めげずに混ぜる。
これを4回繰り返す。
結構もったりというか、ぎしぎしいいそう(笑)。
ここに白身を10分の1くらい加えて、混ぜる。
白身の泡が壊れるのは承知で。
混ざったらまた10分の1くらいを混ぜる。泡はまだ壊れる感じだけど気にしない。
次に5分の1位を混ぜ込む。
このくらいまで混ぜると、何とかちょっとは泡が残るんじゃない?という希望が。
後もう一度10分の1を混ぜてもいいが、
ここで残りの泡立てた白身に全てを投入しても良い。
ここからは切るようにさっくり混ぜる。
スパチュラをボウルの側面から底面に滑らせ入れ、
下から切るようなつもりの角度で持ち上げる。
これを、方向を変えて繰り返す。
つぶつぶの白身の部分が少しぐらい残っても大丈夫。
混ざったら、ベーキングシートを敷いた内釜に流し込む。
炊飯器に内釜をセット。普通の炊飯でスイッチオン。
この量だと1度目では焼き上がらないので、続けて2度目のスイッチも入れる。
(生地の表面はまだとろりんとしている)
しかし、頭のいい炊飯器君はここで続けてスイッチを入れてくれない。
一度内釜を取り出し、蓋と外がまのセンサーが冷えるのを待つ。
(といっても1ー2分も待ったかな?)
再びスイッチを入れる。
次にスイッチが切れたときはできている。
お釜から取り出し、あら熱が取れたら紙を剥がす。
一晩おいて冷蔵庫で冷やすとより美味しい。
前回書いたクレーメ・シャントレー(ブランデー入り生クリーム)を添えてどうぞ。
