やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー
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GW合宿A隊は、室堂入山の源次郎尾根登攀。自分はB隊という位置づけで、山行計画を立ち上げてみたが、参加者が集まらなかった。 登攀経験の少ない会員向けに提案したのであるが、魅力的ではなかったようだ。 こんなことなら個人山行(山スキー)でもすればよかった。参加表明してくれたNとさんには感謝。 2025年の大型連休は、天候が一日おきに変わる。GWらしくない。入山前日(5月1日)、ギリギリまで天気予報を見た結果、入山を一日遅らせることにした。延期した方が、雨に降られない可能性が高いのだ。 本当は天気図を作成して検討するものなのだろうが、てんきとくらすに頼ってしまった。 B隊というが剱岳登山より山行レベルが劣るというわけではない。自由に計画できるB隊らしく、マニアックなルートを検討した。完全に、やまやろうが個人的に行きたいルート全開である。 剱岳北方稜線エリアにありながら、人が入ることはないだろう場所だと思っている。事前情報がない分、不安ではあるがワクワクする。 担ぐ荷物は水無しで19.0kg。昨年のGW合宿より2kgくらい増えている。参加者2名なので担ぐ共同装備が増えたからだと思っている。 5:30 会館でNとさんと待ち合わせして、ラパンSSで片貝川に向かう。山ノ守キャンプ場の上流にゲートがあるが、軽自動車はすり抜けられる。 南又谷に入り、洞杉の駐車場はわずかに積雪があり入れない。少し引き返して桑の木堰堤に駐車する。 5:45 おにぎりを1個食べてから出発。標高510m、気温6.3℃。 6:27 蛇石橋を通過。 6:41 林道分岐は川沿いに下る。右岸は大量のデブリに埋まる。 6:59 678m 新土倉橋。日差しが出て来た。この先は雪に埋もれた廃道をひたすら歩く。 7:57 新緑が鮮やか。 8:34 鬼場倉の谷の手前の沢が雪で埋まっていたので、沢を下って猫又谷に入る。堰堤は左岸から越える。 9:03 最終堰堤は右岸の雪がつながっていた。 9:10 釜谷出合い。本谷からは風が吹き下ろす。汗が引く。 9:15 休憩。 9:36 谷の中はきれい。 10:18 休憩。暑くてスピードが出ない。鳥のさえずりだけが聞こえる、静かな谷。 11:13 標高1500mの二又。登山計画ではここで幕営なのだが、まだ時間がある。計画では三日目が長時間行動になるので、行動を前倒しすることにした。これから入る左俣はガスが出て来た。 11:28 アイゼン、ヘルメットを着けて出発。気温9.0℃。 12:23 1820m 休憩。風が強い。眠くて仕方がない。脚が出ない。 13:23 休憩。とても疲れる。高度順応ができていない。生あくびばかり出る。 14:05 上部の斜度はきつい。 14:51 ヤブを避けるため雪をつなげながら登る。 15:02 稜線に出る。直下で少しヤブを漕いだ。 15:18 稜線上で幕営地を探す。東側が雪庇状になっているので近づくも、風が吹いている。 15:26 雨が降って来た、予報通りだ。急いでテントを設営する。雪を掘り下げてテント周囲に壁を作る。少しは風をしのげるか。 南又谷を見ると雲海が広がっている。本山行の最大の見どころだと判断し、写真をバシバシ撮る。 16:23 飲みます。鮭とばをナイフで削ってしゃぶりつつ、ハクツル原酒をきゅいと口に含む。汗をかいた身体に、塩気が効く。 日本酒を一合空けたらウィスキーの水割りに移る。うむ、止まらない! 18:43 夕食はキムチ鍋、二回戦あり。あまり辛くなくてよきよき。 19:55 雨がぱらつく。 20:20 寝る支度を整えた。ロープは枕。軽量化のため寝袋なし。シュラフカバーのみ。フリース上下、ダウン上下、フリースネックウォーマー、ウールキャップを着込む。 テント内は8.7℃だが、夜半はもっと冷えるだろう。耐えられるか? 21:25 寝ます。外は嵐。テント地を叩く音からして雪かな。朝には収まると思っている。
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やまやろう
山ブロガー/2005年8月からほぼ毎日更新中(7000日超、8000記事超)/趣味:登山全般・車中泊・キャンプ・焚火・写真撮影/魚津の老舗の山岳会に所属
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