8113628 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2025/05/03
XML
カテゴリ:登山

GW合宿A隊は、室堂入山の源次郎尾根登攀。自分はB隊という位置づけで、山行計画を立ち上げてみたが、参加者が集まらなかった。

登攀経験の少ない会員向けに提案したのであるが、魅力的ではなかったようだ。

こんなことなら個人山行(山スキー)でもすればよかった。参加表明してくれたNとさんには感謝。

2025年の大型連休は、天候が一日おきに変わる。GWらしくない。入山前日(5月1日)、ギリギリまで天気予報を見た結果、入山を一日遅らせることにした。延期した方が、雨に降られない可能性が高いのだ。

本当は天気図を作成して検討するものなのだろうが、てんきとくらすに頼ってしまった。

B隊というが剱岳登山より山行レベルが劣るというわけではない。自由に計画できるB隊らしく、マニアックなルートを検討した。完全に、やまやろうが個人的に行きたいルート全開である。

剱岳北方稜線エリアにありながら、人が入ることはないだろう場所だと思っている。事前情報がない分、不安ではあるがワクワクする。

担ぐ荷物は水無しで19.0kg。昨年のGW合宿より2kgくらい増えている。参加者2名なので担ぐ共同装備が増えたからだと思っている。


5:30 会館でNとさんと待ち合わせして、ラパンSSで片貝川に向かう。山ノ守キャンプ場の上流にゲートがあるが、軽自動車はすり抜けられる。

南又谷に入り、洞杉の駐車場はわずかに積雪があり入れない。少し引き返して桑の木堰堤に駐車する。


5:45 おにぎりを1個食べてから出発。標高510m、気温6.3℃。


6:27 蛇石橋を通過。


6:41 林道分岐は川沿いに下る。右岸は大量のデブリに埋まる。


6:59 678m 新土倉橋。日差しが出て来た。この先は雪に埋もれた廃道をひたすら歩く。


7:57 新緑が鮮やか。


8:34 鬼場倉の谷の手前の沢が雪で埋まっていたので、沢を下って猫又谷に入る。堰堤は左岸から越える。


9:03 最終堰堤は右岸の雪がつながっていた。


9:10 釜谷出合い。本谷からは風が吹き下ろす。汗が引く。

9:15 休憩。


9:36 谷の中はきれい。


10:18 休憩。暑くてスピードが出ない。鳥のさえずりだけが聞こえる、静かな谷。


11:13 標高1500mの二又。登山計画ではここで幕営なのだが、まだ時間がある。計画では三日目が長時間行動になるので、行動を前倒しすることにした。これから入る左俣はガスが出て来た。


11:28 アイゼン、ヘルメットを着けて出発。気温9.0℃。

12:23 1820m 休憩。風が強い。眠くて仕方がない。脚が出ない。


13:23 休憩。とても疲れる。高度順応ができていない。生あくびばかり出る。


14:05 上部の斜度はきつい。


14:51 ヤブを避けるため雪をつなげながら登る。


15:02 稜線に出る。直下で少しヤブを漕いだ。


15:18 稜線上で幕営地を探す。東側が雪庇状になっているので近づくも、風が吹いている。


15:26 雨が降って来た、予報通りだ。急いでテントを設営する。雪を掘り下げてテント周囲に壁を作る。少しは風をしのげるか。


南又谷を見ると雲海が広がっている。本山行の最大の見どころだと判断し、写真をバシバシ撮る。


16:23 飲みます。鮭とばをナイフで削ってしゃぶりつつ、ハクツル原酒をきゅいと口に含む。汗をかいた身体に、塩気が効く。

日本酒を一合空けたらウィスキーの水割りに移る。うむ、止まらない!


18:43 夕食はキムチ鍋、二回戦あり。あまり辛くなくてよきよき。

19:55 雨がぱらつく。


20:20 寝る支度を整えた。ロープは枕。軽量化のため寝袋なし。シュラフカバーのみ。フリース上下、ダウン上下、フリースネックウォーマー、ウールキャップを着込む。

テント内は8.7℃だが、夜半はもっと冷えるだろう。耐えられるか?

21:25 寝ます。外は嵐。テント地を叩く音からして雪かな。朝には収まると思っている。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025/05/06 10:54:57 AM


PR

Profile

やまやろう

やまやろう

Free Space

Calendar

Archives

Category

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.
X
OSZAR »